歴史を学ぶことそれは、現代の世界の正しい姿を見るという事

前回で海外の国が侵略を目的に外国へ進出したと言いましたが、間違いない事実なのです。

イギリスを筆頭にスペインやポルトガルなども植民地を次々と増やし、世界を英語とポルトガル語スペイン語で染めていきました。

もちろん、英語が最も世界で話されている言葉だというのは、英語が素晴らしいわけも何でもなく、イギリスが最も多くの植民地を抱えていたというだけの事。

我々は学校で日本は第二次世界大戦でアジアの支配を目指し、強欲な思考の元戦争を繰り返し、調子に乗った挙句アメリカに原爆を落とされ敗戦したと習う。

これも大嘘で日本が何故・アメリカと戦争したのか?何故、第一次世界大戦戦勝国だった日本が第二次世界大戦で敵国に回ったのか?

この事実も理由も何も教えない・・・そして原爆が落とされ、特攻隊で多くの若者が命を落とした、軍は馬鹿な作戦を繰り返したとだけ習い我々の先祖は馬鹿だと教えられる。

そんな子供がまともな大人になるわけがない・・・

第二次世界大戦の事を大人がまず学ばねば、子供に正しい事を教える事も出来ない。

そして正しい事実や情報を教えないと、日本の若者はまっすぐ成長は出来ない。

まず第二次世界大戦の開戦の前、重要だったのは「世界中を侵略している国家があった」という事実、もう一つ資本主義という名の「拝金主義」が西洋では普通になっていたという事です。

ここで簡単に人類の歴史を荒ぽく説明すると、人類は長く「食糧危機」と戦い続けてきた歴史を持つ。

もっと言うなら飲み水を求めて、食料を求めて、より良い土地を奪い合ってきたという歴史があるのです。

遥か昔、人間は木の実を取り、生きた動物を狩り、魚をとらえ食事をしていました。

その時代、食べ物を確保するというのが最大の仕事で、食料確保に失敗すると村が一つ全滅するなんて当たり前の時代だったのです。

しかし、人類は最大の技術を手に入れます、それが「農業」なのです。

学説によると1万年~4万年前に人類は農業という技術を手に入れます。

今までは簡単に言うと「運」や「自然任せ」の食糧確保だったのが、食料を自分達で生産し確保する事に成功したのです。

実は地球上の人口が爆発的に増加した一番の理由は「農業」なのです。

農業を手に入れた人類はは劇的に生活が変化をしていきます・・・

まず、今まで村に50人の男がいたなら全員で全力で食糧確保をしてきたのですが、農業や酪農を覚えた人類は食糧確保の心配が薄れ、50人のうち40人程度が農業酪農をすれば村を養えるようになったのです。

その結果、食料確保が必要なくなった10名程度の人間は、教師や宗教家、兵士や王と言った立場になり、ここから格差が始まるのです。

そしてここから、本格的な「争い」が始まります。

狩猟を主としていた時代、食べ物を捜し歩き、逃げる動物をとらえていたのですが、農業は同じ土地で作り続けます。

そうなると農業に向いた土地と向かない土地があります。

たくさん作物が取れる土地を奪い合う戦いが始まったのです。

狩猟の時は、取って帰ってくれば良かったのです、食料は「取った人」のもので、どこで生きていた動物かとかどこで生えていた木の実だとかは関係なかったのです。

農業はそうはいきません!作った人たちの所有物ですから、奪うとなるとその土地を奪うしかないのです。

そして肥沃な土地では食べきれないほどの食糧が取れ、農業に向かない土地では狩猟生活を続けるほかないという状態です。

そして農業に向いた肥沃な土地を奪い合うため、兵士が育成され武器が開発され土地を奪い合うために争いがおこります。

そして肥沃な土地を手に入れた人達は豊富な食料と共に文化が発達していき、豊かになってきます。

つまり人間は食糧確保という観点から「肥沃な土地」を求め争っていたという大きなながれを知るべきです。

次に発達した肥沃な土地を持つ民族は、食料生産を人にさせたいと考えるようになります。

そして「奴隷文化」の始まりです・・・主にヨーロッパの人々は肥沃な土地を手に入れ、食料生産を奴隷にさせるため、アフリカに目を付けます。

もちろん近いということもありますが、アフリカの人々はまだ「狩猟民族」で一番の仕事は「食糧確保」だったので、武器も兵士も発達していません。

余り詳しく言うと長くなりますが、同じ剣でもより扱いやすく硬いものを西洋人は「使いますが、アフリカの人々はそんな武器を発達させていません。

そうして奴隷に食糧生産させる文化が西洋で根付いていきます。

一方日本は元々肥沃な土地に住み、食料確保もそれほど困らなかったそうです。

土地を奪い合う戦いはあったそうですが、その土地の人間を滅ぼすような事も「奴隷」を使うという発想も無かったようです。

これは「宗教観」の違いもありましたが、一番は西洋には「奴隷文化」があり日本にはなかったという事です。

そして、奴隷を手に入れたヨーロッパ諸国はグングン成長します。

そしてペリーが来航します・・・当時織田信長キリスト教を受け入れようとします。

そして豊臣秀吉が天下を取り、キリスト教文化と日本文化の融合を図ります。

ところが、秀吉が絶対承服できなかった事が起きました、それが「奴隷取引」なのです。

日本人を奴隷として輸出し始めたキリスト教徒と大名が現れます。

その結果、秀吉は「キリスト教」の布教を禁じます。

その後、徳川になるとさらにキリスト教への弾圧を強め、鎖国をします。

何故なら、日本の殿様や天皇陛下は民を宝と表現します、しかし西洋の王は民は搾取の対称でしかないのです。

それは元々肥沃な土地で生きてきた日本人と食料を確保するため農業を手に入れた後も土地をめぐり争いを続けてきた西洋人との歴史観の違いが大きと思います。

そして産業革命を迎えます・・・産業革命は簡単に言うと機械生産の始まりなのです。

機械生産のためにはエネルギ―が必要です、そのために石炭を掘らなくてはいけません。

当然ですが、西洋は奴隷に石炭を掘らせます。

特にひどかったのは、子供を使ったという事です。

石炭を掘るためには穴を掘らなくてはいけませんが、子供であれば小さな穴に入り込めるという理由で劣悪な環境で石炭を掘り体を壊し多くの奴隷身分の少年たちが命を無くしたのは有名な話です。

日本では絶対起こりえない事態ですが、もともと奴隷文化のあった西洋では当たり前のことだったようです。

アフリカで奴隷を確保していた西洋は、アジアにも進出し始めます。

インドはイギリスの錬金術に大いに利用され、中国はアヘンを使いボロボロにされアジアはほとんどが西洋の植民地になります。

そして植民地の国民を西洋は人と思っていないので、使い捨ての感覚で労働させたり命を奪ったりします。

そして第一次世界大戦戦勝国側に付いた日本ですが、西洋から相当不利な貿易や条約を飲まされていましたがロシアを破るという大金星を挙げ戦勝国側に回ります。

ここまでは良かったのですが、ここからが一番大切な事です。

戦勝国となった日本は国際会議に戦勝国として出席し、問題発言をします。

それは「奴隷制度撤廃」と「人種差別撤廃」です。

白人至上主義が当たり前だった西洋人にとって「金儲けの最大の手法」を否定されたのです。

しかし可決はしないと思っていたようですが、なんと賛成多数の結果にイギリスを筆頭とした西洋の怒りを買います。

結果、重要な議題なので全員一致が可決条件となると「後出しじゃんけん」で議長に言われ「人種差別撤廃」はなりませんでした。

しかし、これで世界の資本主義国の怒りを買った日本は第二次世界大戦へ誘い出されていくのです。

つまり日本はアジア諸国を筆頭に、有色人種への差別をなくすべきだと世界で初めて訴えた国だったのです。

だから、決して自分たちのお金儲けや、欲のために戦争したのではなく、人種差別撤廃のために戦ったという「側面」も忘れてはいけないと思います。

これは会社経営の手法を見ても分かります。

日本人経営者は従業員を家族ととらえ、余剰利益は社員に還元するのが当たり前と考えますが、西洋の経営者は余剰利益は出資している株主のものと考え、余剰利益を出すためには従業員をリストラしたり給料カットする事も当たり前なのです。

それは日本という国が家族として考え作られてきた国だからだと思います。

もちろん恵まれた国だからそんな案が得方が出来たという側面も忘れてはいけませんが、民を宝と考え国民を家族と考える国が日本なのです。

だから日本人は当然の感覚として「奴隷制度撤廃」、「人種差別反対」を訴えたのです。

しかし、西洋人から見れば「同じ有色人種」が調子に乗っていると感じても不思議はありませんし、実は日本が世界大戦に誘いだされたのは「別の理由」が存在したのです。

歴史観、その1、恵まれた国日本

私も海外で生活した事も無く、海外旅行へも三回程度しか行った事がありません。

その内一回は新婚旅行でランカウイ島へ、後の二回も仕事の付き合いでサイパンに行っただけです。

しかし、日本と海外の違いについて色んな方から話を聞き、日本がいかに恵まれた国であったかは理解しているつもりです。

日本は島国で気候も穏やかで、食べ物も豊富、当然民族は穏やかな気質になると言う事です。

しかし、外国を見ると食料を奪い合ってきた歴史が長くあり、当然気質は荒くなります。

私が聞いた専門家の話では日本人は農耕民族でも狩猟民族でも無く「拾い民族」だと聞きました。

食べ物は海に貝が落ちていてそれを拾って食べれば良かったそうです。

野菜も無理に摂取する必要も無く、海に海藻が生えていたそうです。

そんな日本の生活の中でさらに「お米」が登場し、同じ土地で毎年収穫できる世界的に見ると稀少な主食を手に入れました。

さらに水だけで食べることが出来る世界唯一の主食でもあり、さらに豊かな国へと成長しました。

日本が豊かだったのは、江戸だの鎌倉だの明治だのではありません、縄文時代弥生時代の話です。

縄文・弥生の時代は恐ろしく長く、飛鳥時代から現代までの数十倍の長さがあり恐ろしく長い月日が流れています。

その時代の化石や遺跡が出土していますが、狩りの道具は出土していますが、人間を攻撃するための武器は一つも出土していないそうです。

つまり、人の土地や食べ物を「奪い取る」という発想自体が無かったそうです。

しかし海外を見ると、農耕民族でも狩猟民族でも無い「騎馬民族」というものが存在し、彼らは農耕民族が育てた作物を、狩猟民族が狩ってきた獲物を持ち主を殺し奪い取ってきた歴史を持つのです。

その騎馬民族が「悪」だと言う話では無く、恐らく騎馬民族も奪うしか生き残れないと言う地理的な背景もあったと思いますが、民族としての「根っこ」が余りに違うのです。

日本人は他人の物を奪うと言う発想は基本的に持たない民族だったのです、恐らく現代の日本人は違うと思いますが・・・

島国として海に守られた日本は穏やかな気質で、争いを嫌い、文化と歴史を育んできたのです。

その日本に危機が訪れます、西洋の国々が海外へ侵略を始めたのです。

そもそもアジアの国との争いはありましたが、西洋との争いは全く別物だったのです。

西洋は先ほど書きましたが「騎馬民族」なので、「奪う」という発想で海外へ進出したので、そもそも外交とか貿易が目的では無く「侵略」が目的だったのです。

最初に日本に侵略を試みた外人が「ペリー」だったのです。

そこから今日まで、西洋との争い、侵略の危機はずっと続いています。

この大前提を忘れてはいけません、外国から日本へ進出してきた人達の目的は「侵略」だったのです。

 

日本人の自尊心の低さ、自信の無さ、夢を持てないのは歴史を正しく学んでいないから

日本の若者の自殺率は先進国の中で一位なのです。

これだけ少子化や労働世代の減少を国家の問題ととらえる人が多いにも関わらず、ここに対策も原因追及もないのです。

日本人は発言出来ないとか、意見が無い、夢がない、自尊心が低い・・・色んな事を言われますが、原因の追究と対応策は全くないのです。

多くの教育者がこの「自尊心の低さ」や「自殺率の高さ」の原因を知っています。

原因は日本の社会科教育にあるのです。

学校で社会の授業で日本の自虐史を恐ろしいほど刷り込まれ、それをテストされ記憶にきちっと刻み込むシステムが出来ているのです。

アメリカやフランス、イギリスなどは自国の誇らしい歴史を学校で学び、自分がアメリカ人やフランス人、イギリス人である事に誇りを持っている若者が圧倒的に多いのです。

日本と同じように、いじめもあれば学校で勉強もさせられる、教師はどの国でも同じように公務員なのです。

しかし、日本人だけが自国の自虐史を徹底的に刷り込まれ、自国に誇りを持てない様に学校でシステム化しているのです。

もう一つの問題は算数・数学の教育にあります。

算数・数学は問題解決能力を鍛える事が出来る素晴らしい教科なのですが、小学校の先生が文系出身のため、公式やパターンでしか指導できず「暗記教科」に変換し「やり込み」で乗り切らせる指導をしています。

ちなみに海外では算数では電卓を使い、思考力を問う問題が大半で発想と思考力を育てます。

日本では最悪なのが、塾も学校も同じようにパターン学習を膨大な量で刷り込み算数・数学本来の楽しさを消してしまうような指導が延々続けられています。

日本という国に誇りが持てず、思考力も発想も乏しい若者が自ら命を絶つのは当たり前の事かもしれません。

自ら命を絶たずとも、自分達の未来に希望も夢も持てないそんな国が今の日本なのです。

しかし、どの国よりも小学生・中学生の間に勉強をさせられ、努力と我慢を強いられ学校生活で実社会とはかけ離れた価値観を教えられ何も学ばないまま社会へ放り出されるのです。

だから少し怒られたくらいで、あれだけ頑張った就活の成果である会社を辞めてしまうのです。

これは今の若者が軟弱とか、ジェネレーションギャップとかの問題ではないのです。

教育の問題なのです。

日本の未来を創造する国の宝である若者に何故「思考力」を鍛えず、「自虐史」を刷り込み、自尊心を奪い、絶望的な未来ばかり見せるのか?

これを紐解くには、歴史を我々大人が勉強しなくてはなりません。

そして正しい歴史を子供達に伝えなくてはいけません。

では正しい歴史とは何なのか?

これはタイムマシーンで過去に行って、事実をこの目で見ないと分かりません。

しかし、現状で出来る事もあるのです、それが物の見方を教える事です。

実は同じような境遇の国でも「ドイツ」は自国に対する自尊心の高い国であり、日本人とドイツ人はよく似ていると言われますが経済の背長は著しくユーロ圏内で独り勝ち状態です。

私はドイツも本当の意味でよい国だとは思っていませんが、日本よりもはるかにましな国だと思っています。

ドイツでは社会で最初に習う事は「マスコミを信用してはいけない」、「政治家に期待してはいけない」です。

そしてその仕組みを教えるのです。

これはドイツという国の歴史をすれば分かる事ですが、ドイツは第一次世界大戦第二次世界大戦も敗戦しています。

その結果、国民は賢くなるしかないという選択をしたのです。

そして自国の歴史を家庭で語り継ぎ、マスコミや学校で学ばされる自虐史に対して反論出来る知識を持っています。

私がここで言いたいのは、自分で物事の両面を見ることが出来る「思考力」が重要だという事です。

日本の自虐史を学ぶことは避けられません・・・残念ながら学校へ通う以上これは避けて通れない道なのです。

しかし、物事は立場によって見方が変わり真実にすら二面性がある事を子供達に教えなければなりません。

そうは言っても我々大人が勉強をしていない以上、与えられた情報を鵜呑みにするしかないという現状があります。

これが問題なのです。

今はインターネットがあり、ありとあらゆる情報が玉石混合ではありますが取る事が出来ます。

日本の歴史や隣国との関係も、アメリカとの関係、イギリスとの関係、もっと言えばイラン・イラクインドネシア、フィリピンとの関係も専門家の方が解説してくれています。

日本の歴史というと、第二次世界大戦の敗戦を避けては通れませんが、そんな事よりももっと昔の歴史を学ぶべきなのです。

例えば、武士が権力を持った時代平家が貴族から権力を得て、徳川慶喜大政奉還するまでの期間、日本は世界でまれにみる平和な国だったのです。

もっと遡るなら、日本は世界最古の歴史を持つ国であり、国としては世界で最も古い歴史を持つ国なのです。

そして注目すべきは、世界で唯一同じ土地に同じ人種が住み続けている先進国なのです。

今世界の大国はほとんどが移民が国を統治して、先住民は少数派として端へ追いやられています。

有名なのが「ネイティブアメリカン・インディアン」や「オーストラリアのアボリジニ」などです。

日本は日本人がずっと住み統治してきた国で、自分の祖先を自国の中だけで辿れる世界唯一の国なのです。

その結果分かったことがあります、それは日本人は皆親戚であるという事です。

これは当教室で行っている「命のバトン」という話を聞いていただければわかります。

日本人の文化に「察する」とか「言わずもがな」など、同じ親族なので出来るのです。

ある意味、日本人が自分の意見を言わないと言われる原因の一つはこれかもしれません。

我々には織田信長豊臣秀吉大谷翔平イチロー三浦知良中田英寿木村拓哉の血ですら流れている可能性が高いのです。

日本の歴史を学べば分かりますが、日本は日本人全員を家族として国を興しているのです。

だから日本人は他国の人間と違う考えや、判断をして当たり前なのです。

しかし、変に国際化やグローバリズムなどを信じている人は日本人の「感覚」を島国の考え方とか、村意識などと言いますが良さも悪さも両方受け止めなくてはなりません。

まず我々大人が歴史特に日本の事についてちゃんと勉強して、子供達に伝えなくてはいけません。

歴史を勉強しないから、時代の先が見えないのです。

今の日本がどのように作られたのか?

何故今のような日本になったのか?

どこで変化が生じたのか?

ちゃんと考えないといけないのです。

その事をちゃんと伝える事で、子供達は日本の未来に希望を持ち、自尊心を高く持つ事が出来るのです。

当教室が歴史教育に興味を持った一番の理由は、英語が話せるのに話さない日本人が多いという事実に気付いたからです。

留学をしても、海外の子供達と話した時に「日本」について日本人は何も知らないのです。

世界中の子供は日本製のゲームで遊び、日本のアニメ漫画を見て成長すると言われています。

私が子供の頃「キャプテン翼」という漫画を読んでいましたが、高校生になったときサッカーをもっと勉強したいと思い「イタリア・セリエA」の試合を必死にビデオを入手し見ていました。

そしてイタリア人がキャプテン翼を読むと怒られるのでは?と思っていましたが、イタリアでも大人気だと聞き驚きました。

特にワールドカップで大活躍している選手たちが「キャプテン翼」を見て、サッカーを始めたと聞くと驚きを隠せません。

日本は世界中に良い影響をたくさん与えています。

その事も子供達は知るべきなのです。

そして日本という国を知れば知るほど、今の日本に疑問を感じ始めます。

そして今の教育に不安を感じ、日本の未来について考えるようになります。

そこから真の教育が始まるのです。

今の国の状態も理解出来ていない、何故こうなったのかも分からない、だからこの先どうなるかも分からない。

だからとにかく目の前にある「受験」というどうでもいいものにこだわってしまうのです。

日本の歴史観、その違和感について考えます

私が最初に学校で違和感を感じたのは、小学生の時でした。

当時何故そんな話になったのか、覚えていませんが社会の授業で「社長は偉そうにふんぞり返っているだけで大金を稼ぎ、従業員は一生懸命働いても安月給しかもらえない。こんな不公平な事は無い!」と担任が話した事がきっかけです。

私の父は鋳物の工場を経営する中小企業の社長でした。

朝から晩まで身を粉にしながら働いていました。

確かに裕福ではありましたが、父が懸命に働く姿を身近に見ていましたし、父の会社の従業員がサボっている姿も私は知っていました。

だからこそ、担任の先生が言った事に怒りを感じ、子供ながらに反論し担任から叱責され校長室に呼ばれお説教された事も覚えています。

その時に色々言われましたが、子供が生意気だと言う事、教師は間違った事を言わないと言う事をしつこく言って聞かされました。

しかし、納得もしていなければ自分が間違っているとも思えませんでした、何故なら自分の目で見た物だからです。

そこから学校に対する疑いと不信感をずっと抱えて学校生活を送り続けました。

そしてもう一つ、私の祖父は戦争へ行き帰ってきた「軍医」でした。

祖父から日本軍がどれだけ苦しみ戦ったか?何のために戦ったのか?どのような思いだったのか・・・全て聞かされていました。

しかし学校の担任は戦争で日本が領地を広げたいと言う欲のために戦争を起こし、アジア諸国で蛮行を行い、残虐な行為を行ったと聞きはらわたが煮えくりかえりました。

そんな時代でそんな人間ばかりだと担任に授業で教えられましたが、最低でも私の祖父はそんな人ではありませんでした。

私は学校がウソを教える、何故かわざとウソを教えていると確信しました。

軍医をしていた祖父の次女が私の母であり、私の母の弟が瀬戸山元一という世界的に有名な外科医でした。

外科医である叔父さんから、世間とは違う情報を教えてもらうのは非常に刺激的な経験でした。

同時にテレビで話す内容と、叔父さんから聞く情報の違いに違和感を覚えテレビも間違った情報を流すのだと早くに気付きました。

その後も姉が警察官と結婚し、そこでもマスコミが流す情報は真実とは違う物だという経験をいくつもしました。

私は紆余曲折の結果、大学に進学し金融系の会社に勤めました。

そこでもマスコミの情報は操作されていると感じましたし、お金に関する情報が全然知らされていないとも感じました。

私は幼少期から戦争の話を祖父から聞き、父は経営者で色んな事を教えてくれました。

その結果、愛国心みたいなものが小さい頃からあったと自覚していますが、別に格段かわった所は無かったと思います。

社会に出て気付いた事は、日本人は自分の意見を言わず、周りの目ばかり気にして自分の考えを言わない事に気付きました。

私は周りから見ると相当変わった人間のようで、周りがなんと言おうが自分が違うと思えば「違う」と言える人間でした。

だから周りの友人や同級生ともトラブルが多く、よく意見がぶつかり疎遠になる同級生がいましたが気にもしませんでした。

意見が違う人間と一緒にいても、つまらないし窮屈なだけなので別に何とも思いませんでした。

友人の結婚のお祝いで友人がたくさん集まり、先輩が働くお店を貸し切りで利用しみんなで盛り上がっていました。

私は一人だけ不機嫌で「おめでとう」と連呼する友人達に違和感を感じました。

どうした?と聞く友人の言葉をきっかけに私は本音を言いました。

「お前は絶対後悔する。自分の夢を諦めたのもこの出来ちゃった婚のせいにする。遠くない未来に離婚する。そうする前に辞めとけ。」

結婚する私の友人は「ミュージシャン」を目指していてその可能性は十分にあると誰もが思いました。

しかしその彼がミュージシャンの夢を諦め結婚する事を祝福するのが理解出来なかった。

ただ辞めて欲しいのでは無く、何故?誰も言ってあげないのか?あの時言ってやれば良かったと思いたくないので言っただけだったのだが、当然周りの友人からは大バッシング・・・ケンカになりましたが「数年後俺の言う事が分かる」と言い帰りました。

そして5年も経たぬうちに離婚、再婚したその友人は今も音楽活動を諦めずにやっています。

ここで問題なのは、周りの空気を読んで意見を言わないという日本人が異常に多いと言う事です。

昔、NOといえない日本人とか、ここが変だよ日本人とか番組があったような気がしますが、とかく日本人は自尊心が低く自我を押し殺す傾向にあるとずっと不思議に思ってきました。

その後学習塾を開業し、子供達に勉強を教える上で子供達の日本に対する感覚に違和感を覚えました。

まず、日本は世界で嫌われていると思っている子がほとんどで、総理大臣を呼び捨てにして「バカ」だの「死ねば良い」だの小学生が言うことに違和感を感じました。

そのわりに自分に自信が無く、意見を言えないおとなしい子が非常に多いことに違和感を覚えました。

そして自分なりに勉強し、分かったのは学校で教える、マスコミで報道される「日本の歴史観」が間違っている事に気付いたのです。

日本の過去の悪行についてたくさん教えてもらうのですが、その意味や日本が世界に誇る偉業については全く触れないのです。

私は外科医の叔父さんから、私の父から日本の素晴らしい所、偉業、偉人について教えてもらいました。

だから日本が悪い国だと思ったことはありませんでしたし、素晴らしい歴史と偉人の多い世界有数の大国であると感じていました。

その事を知らない今の子供達は可哀想だと思いますし、ちゃんと知れば日本は地に落ちました・・・最低な国になりつつあるのです。

しかし日本人は元々世界一の民族性を誇り、今の混沌とする世界情勢の答えの一つが昔の日本のあり方なのです。

何故ここまで日本は悪くなったのか?

それは我々大人が真実を見ようとしないからです。

まず、最優先は今の子供達に正しいの日本の歴史、もっと言うならば日本人の生き方について、そして民族性について学ぶべきなのです。

日本人の自殺率の高さ、自尊心の無さ、独立開業への意欲の低さの原因はハッキリしています。

歴史教育、学校教育、マスコミの腐敗、この三点です。

まずは歴史認識から始めなくてはいけません。

歴史の話、教育の話、金融の話、もろもろここでまとめて書いておきます。

今後、歴史にお話や金融の話、教育の話、全て一つにつながるのですが私の本道は教育です。

 

しかしながら、教育にはいろんな環境や会社、方法論も様々ですが、歴史と金融を絡めて日本の未来を考えると、答えは一つしかないのです。

 

弱小の学習塾経営者が世間に影響を与える事も出来ず、塾の保護者の方にもなかなかゆっくりと話も出来ない。

 

膨大な雑学と理解力、知識が必要な話となっています。

 

しかしながら、必要な話なのです!

 

絶対知っておかないと教育を間違い、大切なお子さんを間違った方向へ導いてしまうのです。

 

ですから、ご興味を持たれた方はぜひ読んでいって下さい。

 

私はたまたま、中学から高校までグレつづけ、定時制高校を卒業後、大学へ進学し金融の会社へ就職、その後IT関係で独立し、再びサラリーマンを薬品会社、食品メーカーと転職し、学習教室を開業しました。

 

その結果雑学と情報が人よりも少し多かった結果、現在の意見に至りました。

 

是非皆さんもこれを機会に、正しい歴史観と世界の今、そしてそのための教育を考えていただけませんか?

 

これから少しづつ整理して書いていきます。